
経絡リンパマッサージと健康寿命の関係
自分の意思とは無関係に、突然起こる足の筋肉の引きつり。痛みを伴ったり、引きつったまま、硬直してしまうことはありませんか?それは「こむらがえり」とも言われる状態です。
よくあるのは、就寝中や明け方に伸びをした時。寝ている時、体勢を変えようとした時突然足がつってしまったり、体の伸びをしようと足を伸ばした時にも起こることがあります。
年齢に関係なく、若い人でも運動中に足がつってしまうこともあります。また中には、ブーツを履くのに足に力を入れて伸ばした時など、自分の意思とは関係なく突然起る足のつりもあります。
人によっては少し足に力を入れた時に起こったり、片足だけではなく両足同時に起こる人もいます。
この記事では、足がつった時(こむらがえり)のマッサージのやり方や、原因などについてお伝えします。
足がつった時は、とても痛くて、自分でもどうしていいかわからない状態になり、ただただ痛みに耐えるしかなくなりますよね。足のつり(こむらがえり)はなぜ起こるのでしょうか?
足の冷えは血流を低下させ、筋肉を硬くします。冷えは自覚症状がない人もいます。手で足を触って冷たく感じたら、自覚がなくても冷えないようにするのがおすすめです。
寒い季節は、靴下やレッグウォーマー、膝掛けなどを使って、冷気からしっかり体を防御しましょう。
また、夏でも油断は大敵。猛暑で冷房が欠かせない状況で、体を冷やしてしまうことも関係します。特に夏は暑さのため、入浴の際に湯船に浸からず、シャワーだけですましてしまことも、体が芯まで温まらない状態になります。
日中だけではなくパジャマも薄着で、冷えてしまう状態になりやすいので、足腰は冷やさないようにするのが大切です。
たくさん歩いた時や、運動をした日など、筋肉の疲労がある時も足はつりやすくなります。また日常的にハイヒールを履くことが多い人も筋肉の疲労が起こりやすくなります。
最近は、コロナウイルス感染の予防のため、外出の機会も減り日常的に運動不足になる人も増えています。
また、デスクワークの人も積極的に運動をしていない場合は、運動不足になりがちです。運動不足は、筋力を低下させ、血行不良にも繋がります。
また、女性の場合は、女性ホルモンの減少によっても筋力の低下が起こることも、原因になる場合があります。
暑い季節は大量に汗をかきやすく、水分と同時にマグネシウムやカリウム、カルシウムなどの電解質(イオン)が体外に出てしまい、足がつりやすくなります。
電解質は神経の伝達や筋肉の運動に深く関わています。脱水症状によるこれらの電解質の不足も筋肉の緊張に影響を与えます。睡眠時も、睡眠中の発汗によって水分不足が起こることがあります。
またお酒やコーヒーなどの過剰摂取も、体内から水分が排出されて脱水(水分不足)が生じていることがあります。お酒やコーヒーを摂る量を減らし、飲んだ後はミネラル分の多い水などをしっかり補給するように心がけましょう。
冷えた水は体を冷やすので、常温くらいの温度のものがおすすめです。
上記のような要因がない場合は、他の病気が原因になっていることもあります。
このように他の病気が関わっている場合もありますので、注意が必要です。
病気ではありませんが妊娠中も足がつりやすくなります。
カルシウムやビタミンDの不足や、お腹(子宮)が大きくなるにつれて圧迫による 足の血行不良、体重の増加による筋肉疲労の増加など妊娠中もいろいろな原因によって足はつりやすくなります。
また、妊娠前から足がつっていた人が、妊娠してからさらに悪化した場合は、何かの病気による場合もあるので、不安な時は医師に相談することも必要です。
ふくらはぎでよく起こるのは有名ですが、実際は足の指や足裏、手、背中などもつってしまうことはあります。ふくらはぎでも裏側だけではなく、ふくらはぎの側面でもつることがあります。
足がよくつるという人は、半健康症候群の可能性もあります。
半健康症候群とは東洋医学の未病という概念と西洋医学の病気の概念の中間にある、病気ではないけれど辛い状態のことを指す状態です。
半健康症候群は自覚があまり出づらく本人も気づかずにいることが多い状態です。
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何度もくり返してつってしまう場合、ご自身で行うセルフケアだけでは不十分な場合が多いです。
通常、足のつりが繰り返し起こる場合、上記に挙げたような原因が考えられますが、複合的な要素によって足のつりが起こる場合もあります。
足のつりは身体からの重大なSOSサインである可能性が高く、ご自身の可能とする範囲で、専門家への相談や治療としてのマッサージを受けて対処するようにしてください。
足がつった時の痛みは嫌なものですよね。ここでは足がつらないように予防するためのリンパマッサージをご紹介します。
ここで紹介した方法は、渡辺佳子の著書「経絡リンパマッサージセルフケアbook」(西東社)から一部抜粋して紹介しております。より詳しい内容は書籍をご覧ください。
いかがでしたでしょうか?足がつってしまうその前にできる対策は色々あります。
どのような病気や症状も、本来は対処療法よりも予防を行った方が、つらい状態にならずにすみます。
足がつった時にマッサージをして対処するだけでなく、日頃のからマッサージを習慣化して、足がつらないようにしましょう。
この記事は私たち銀座ナチュラルタイムが執筆•監修しました。
銀座ナチュラルタイムは銀座で25年の歴史を持つ鍼灸リンパマッサージ治療院です。
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(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事 銀座ナチュラルタイムグループ 総院長 現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。 経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。