リンパマッサージ後に下痢っぽくなるのは何故?
春バテになる前に、リンパマッサージで予防ケアしましょう。
春バテとは、春に感じることが多い、不定愁訴のこと
特に原因が思い当たらないにもかかわらず、春先に体調の悪さを感じたことはありませんか?
あなたの春の体調不良は、もしかすると春バテかもしれません。
春バテは、具体的に以下のような症状が現れます。
- めまい、耳鳴り
- 頭痛
- 首肩こり
- 体のだるさ
- イライラや感情の落ち込み、やる気が出ない
- 昼間に眠く夜に眠れない
夏バテと比べて、体の上半身に集中する症状が多いのが特徴です。
東洋医学では、春は特に、頭部や顔面部の症状が出やすい季節だと言われています。
その原因は何なのでしょうか?改善方法は?…これらの疑問を、今回のコラムではご説明していきます。
春バテを引き起こす4つの原因
春バテには、様々な外的要因があります。ここではどんなことが要因となるのか、見ていきましょう。
一年で最も激しい寒暖差
春バテ一番の原因は、日ごとに大きく変化する気温です。
昨日はコートも要らなかったのに、今日はマフラーまで巻かないと肌寒い…そんな経験も少なくないでしょう。地域によっては、暖かい春の陽気なのに、四月でも雪が降ることも。
安定しない気温は、私たちの体の調子も崩してしまいます。私たち人間の体は恒温動物といって、外の環境がどうであれ、一定の体温を保とうとします。そのため、コロコロと毎日気温が変化してしまうと、その変化に対応しようとするので、体力が消耗しやすくなるのです。
気圧の変化
また、春には移動性高気圧が多くやってきます。
低気圧で体調不良が起こるのは有名ですが、実は高気圧の訪れも、ひとによってはストレスを感じるのです。
特に、中国方面からの移動性高気圧は、東へ移動後に温帯低気圧を連れてきます。
その際に、過ごしやすい春の晴れ間から、翌日は雨へと、周期的な気候の変化をもたらすのです。
また、「春一番」「春嵐」「春の風」と季語があるように、春は強風も多い季節となります。
東洋医学では、強すぎる風に当たり続けると、風邪(ふうじゃ)という悪影響を受けると言われています。風邪はうなじから体内に侵入すると言われているので、これが春バテの症状が上半身に多い理由です。
天気の変化で引き起こされる自律神経の乱れは「気象病」と呼ばれますが、気温・気圧・天候と、春は気象病になる要素がいくつもあるのです。
生活環境の変化
入学・卒業・就職・引っ越しなど、春は日常生活が大きく変わる季節。
周りの変化は、私たちの体に、感じている以上のストレスを与えます。このストレスには、変化への不安や心配だけでなく、大きな喜びや期待感も含まれます。
花粉症
春に多く見られる花粉症の症状。花粉症を患っている方は、1年でもっとも憂鬱な時期かもしれません。
鼻水、目のかゆみといった特徴的な症状だけでなく、頭がぼーっとする、集中できないなど、花粉症は様々な症状を誘発します。花粉症へのイライラやストレスも、精神的な負担がかかります。
春バテの原因は、このような外的要因がきっかけとなり、起こる、自律神経の乱れや、精神的ストレスであるといえます。
春バテを感じている人は半健康症候群かも
春バテの症状を感じている人は、半健康症候群の可能性があります。
半健康症候群とは東洋医学の未病という概念と西洋医学の病気の概念の中間にある、病気ではないけれど辛い状態のことを指す状態です。
半健康症候群は自覚があまり出づらく本人も気づかずにいることが多い状態です。
中でも首コリはその代表例で首がかなり凝っている状態 = 半健康症症候群であると言えるほど、日々の体調や身体の不調に大きな影響を与えています。
自分で首コリを診断するのは非常に難しいため、LINEで簡単にできる、チェックテストをご用意しました。下記のバナーをクリックしてぜひご自身の首の状態を調べてみてください。
春バテにならない為のセルフケア
春バテにならない為には、自律神経を整え、精神的ストレスを溜めないことが大切…とはいえ、それには時間も手間もかかってしまいます。
バランスの良い食事、規則正しい生活、適度な運動などなど…どれも、大切だとはわかっていても、忙しくてつい疎かにしてしまいがちです。
今回はそんな忙しい中でも、お手軽に短時間でケアができる、「さするだけリンパマッサージ」をご紹介致します。
「え?肌をさするだけで効果があるの?」と思われる方もいるかもしれません。
ですが、皮膚は体で一番大きな器官です。そして「受容体」と呼ばれる、刺激を受け取るチャンネルが数多く存在します。
何より、私たちがまだ産まれる前、受精卵の時代には、神経と皮膚は同じ外胚葉という部分から発生しているのです。そのため、皮膚をさする刺激を通して、自律神経を安定させることができます。
また、東洋医学では、心と体は一つと捉えます。体をケアすることで、心を軽く、ストレスを溜めないように治療ができるのです。
春バテ予防のリンパマッサージのやり方
今回ご紹介するリンパマッサージは、さするだけで誰でも簡単にケアができるやり方です。
各手順は1分ずつ行い、やりすぎないように注意しましょう。効果を出したいからといって、長時間やり続けたり、強く擦ってしまうのはNG。
さするスピードは、自分が心地よいと感じる速さで行ってください。
- 胸からおなかまでをさするまっすぐ立ち、親指以外の四本指を胸の中央に置き、おなかの中央に向かってさすり下ろしていきます。左右の四本指で、交互にさすっていきましょう。
- 背中からお尻までをさするまっすぐ立ち、背中のできるだけ高い場所に手のひらを当て、お尻までさすり下ろしていきます。
このとき、頑張りすぎて肩を痛めないよう、無理のない高さから行ってください。 - 首の側面をさする手のひらを耳の下に密着させる。肩の先までゆっくりとさすり下ろす。
首はデリケートな場所なので、グリグリするのはNG。 - 顔をさする
- 人差し指と中指の腹を使って、3線行う。①あごから耳の下まで、②小鼻から耳の前まで、③おでこの中央からこめかみまで、それぞれさすっていく。
- ツボ「太衝」を押す足の甲にあるツボをゆっくりと押します。
ここで紹介した方法は、経絡リンパマッサージの第一人者であり、リンパマッサージ関連著書70冊を上梓した当院の銀座ナチュラルタイムグループ総院長 渡辺佳子の著書「1分で美しくなる髪と肌の経絡リンパマッサージ」から一部抜粋して紹介しております。
当院で実際に治療を受けることも可能です。 治療内容はコチラ
リンパマッサージで春バテを予防しよう!
いかがでしたか?
ご紹介したリンパマッサージは、春本番に向けて春バテ予防としても効果があります。
毎日短時間でも続けることで、効果が現れてきます。
もしも全く効果を感じられない方は、お体の疲労やリンパの滞りが重度である可能性があります。
深い全身のケアをされたい方は、お気軽に当院カウンセラーまでご相談ください。
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この記事は私たち銀座ナチュラルタイムが執筆•監修しました。
銀座ナチュラルタイムは銀座で25年の歴史を持つ鍼灸リンパマッサージ治療院です。
豊富な臨床経験と国家資格を持つ先生があなたのお身体の悩みを根本からヒアリング、
オーダーメイドの施術にて解決まで導きます。首こり、腰の痛み、疲れやすいなど、お身体の悩みだけでなく、日々のパフォーマンスを上げたいなど 様々なニーズにお応えします。
総院長の渡辺 佳子は書籍70冊、監修書籍1000冊を超える経絡リンパマッサージの第一人者。
美は健康の最上級 というコンセプトのもと、治療指針を設計します。身体が変わることで人生が変わったとおっしゃる、患者様を私たちはたくさん見てきました。
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(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事 銀座ナチュラルタイムグループ 総院長 現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。 経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。