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膝の痛みを改善するマッサージのやり方
膝の痛みはマッサージで撃退しよう!
歩き始めの膝の痛みや、膝のこわばり、慢性的な膝の痛みに、お悩みを抱えていらっしゃいませんか?慢性的な膝の痛みは、痛みに対する辛さだけに留まらず、精神的にも大きな影響を与え、生活の質を落とす原因になります。
そんな膝の痛みを抱える方におすすめしたいのがマッサージです。マッサージは膝の周りの筋肉を緩め、血流を促進して痛みやこわばりを軽減させる効果が期待できます。
このコラムでは、膝の痛みが慢性化するメカニズムや、その解決方法を詳しくお伝えします。
膝の痛みはなぜ起こる?
慢性的な膝の痛みはどのようなメカニズムで起こるのでしょうか?
膝の関節の中にある軟骨(半月板)が関節を包む膜(滑膜)を刺激することによって炎症が起こります。すると関節を守ろうとしてたくさんの液体(滑液)が分泌されます。これがいわゆる膝に水が溜まった状態です。この滑液は徐々に滑膜に吸収され、炎症も治まり痛みは消えていきます。
しかし、一度膝に炎症が起き痛みを感じると、周囲の筋肉を必要以上に緊張させて膝を守ろうとします。
これが膝のこわばりの原因となります。さらに、筋肉の過緊張により血管を圧迫し膝周囲の血流が低下します。
血流の低下は痛みを感じさせる物質を停滞させ、常に痛い状態を作り出します。
また、痛い状態が慢性化すると、脳が痛みを記憶して、少しの刺激に対しても過敏に反応し、痛みと捉えてしまう負のサイクルに陥ります。痛みはさらに筋肉を必要以上に緊張させます。
これが慢性的に膝の痛みが続くメカニズムです。
初期の痛みを放置すると、徐々に痛みのサイクルに陥ってしまうおそれがあります。膝の痛みを慢性化させないように、悪循環を断ち切ったり、予防したりすることが重要なのです。
膝の痛みが慢性的にある人は半健康症候群かも
膝の痛みが慢性的で気になる人は、半健康症候群の可能性があります。
半健康症候群とは東洋医学の未病という概念と西洋医学の病気の概念の中間にある、病気ではないけれど辛い状態のことを指す状態です。
半健康症候群は自覚があまり出づらく本人も気づかずにいることが多い状態です。
中でも首コリはその代表例で首がかなり凝っている状態 = 半健康症症候群であると言えるほど、日々の体調や身体の不調に大きな影響を与えています。
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膝の痛みの軽減にマッサージが効果的な理由
膝の痛みを軽減させるためには、膝周りの筋肉の過緊張を緩めることが重要です。筋肉を緩めることによって血管の圧迫が解かれ、血液がスムーズに流れるようになります。
血液は栄養や酸素を細胞へ運び、老廃物や痛み物質を体外へ排出します。つまり、滞りのない血流が膝の痛みを軽減させるのです。そして、その方法としてマッサージをおすすめします。
マッサージは、さする、もむ、押す、たたくの手技を使って、皮膚表面からその下にある皮下組織やリンパ、筋肉へアプローチする療法です。
手技についてはリンパマッサージの基本手技をプロが徹底解説でご紹介しています。マッサージを行うことによって筋肉の過緊張を緩め、スムーズに血液が流れるよう手助けをします。
これからご紹介するセルフマッサージで、膝の痛みを軽減させましょう。
膝裏の痛みに関しては、こちらの記事も参考になさってください。
マッサージを始める前の注意点
- 施術する箇所や手は清潔にしてから行う
- 食後2時間以内、及び飲酒後は避ける
- 重要疾患や過度に疲れている時、発熱時や妊娠初期は控える
- 切り傷やケガがある時は控える
- 膝周囲に発赤や腫れや熱感がある時は控える
- 症状がひどい時、効果がない時は、専門家に相談する
以上の点に注意してセルフマッサージを行いましょう。
マッサージの効果を高めるポイントについてはこちらのコラムで紹介していますのでご参考になさってください。
膝の痛みに効果的なマッサージ
- 膝上から脚の付け根までさする(各1分)椅子に浅く腰掛ける。両手のひらをしっかりと密着させ、膝上から太ももの脚の付け根まで両手で左右交互にさする。予防のために反対側も同様に行う。
- 膝の周りをさする(各1分)両手のひらを膝の内側と外側にあて、膝下から上までゆっくりとさすりあげる。反対側も同様に。
- 梁丘(りょうきゅう)のツボを押す(各1分)両手で膝上をつかむようにして親指を重ねてツボにあて、5秒かけて押していく。そのまま5秒キープし、その後5秒かけてゆっくりと抜く。指の力ではなく、体重を使ってゆっくりと押すのがポイント。反対側も同様に。
これらのセルフケアは渡辺佳子総院長の著書「はじめての経絡リンパマッサージセルフケア完全版」から一部抜粋いたしました。より詳しいセルフケアの方法は、著書をご参考になさってください。
まとめ
膝の痛みは、膝周囲の筋肉の過緊張が原因のひとつであると考えられます。筋肉の過緊張よって血流が低下し、痛み物質を停滞させて常に痛い状態を作り出してしまいます。
また、慢性的な痛みは、脳に痛みを記憶させ、少しの刺激に対しても過敏に反応し痛みと捉えてしまう負のサイクルに陥ります。
このような状態に陥らないためにも、セルフマッサージがおすすめです。
毎日継続することで、変化を感じることができるはずです。また、痛みのない方も予防として行ってみてください。毎日のルーティンに取り入れて、痛みを我慢しない、快適な生活を送りましょう。
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この記事は私たち銀座ナチュラルタイムが執筆•監修しました。
銀座ナチュラルタイムは銀座で25年の歴史を持つ鍼灸リンパマッサージ治療院です。
豊富な臨床経験と国家資格を持つ先生があなたのお身体の悩みを根本からヒアリング、
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総院長の渡辺 佳子は書籍70冊、監修書籍1000冊を超える経絡リンパマッサージの第一人者。
美は健康の最上級 というコンセプトのもと、治療指針を設計します。身体が変わることで人生が変わったとおっしゃる、患者様を私たちはたくさん見てきました。
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(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事 銀座ナチュラルタイムグループ 総院長 現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。 経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。