最新ツボ＆マッサージBOOK

目次

• Lesson1.神秘の東洋医学でカラダ美人を目指す
• Lesson2.キレイのベースをつくるストレッチ＆マッサージ
• Lesson3.気になるところをパーツ別マッサージ
• Lesson4.ながらケアで時間を賢く使って、美しく！
• Lesson5.カラダの中の不調改善、内側からキレイに！
• Lesson6.ツボ押し＆マッサージアンチエイジング
• Lesson7.1分でリセット！トラブル即効解決テク

はじめに

「キレイになりたい！」という女性の願いは、いつの時代も変わることがありません。私は美容や治療に長年携わってきましたが、美に対する女性の意識はますます高まってきたように感じます。

最近は、ポジティブ·エイジング、という言葉も耳にするようになりました。「もう歳だから…」とあきらめず、いつまでも美しくありたいと努力する女性が増えているのはうれしいことです。

そんな女性の願いに応えるべく、さまざまな化粧品やダイエット食品、美容法があふれていますが、「どんな人にも効果てき面！」というものはありません。

いったいどの商品や方法がよいのか、氾濫する情報の中で、多くの女性が美容ジプシーとでもいうような状況に陥っているように思います。

そこで皆さんにお伝えしたいのが、「自分自身のカラダを知らなければキレイにはなれない」ということなのです。それは、鏡で姿を映してどんな服が似合うか、どんなメイクがよいか、研究するということだけではありません。

爪の先から腕、脚、お腹、お尻…身体全体をまず自分の目でよく見て、手で触れてみてください。血色が悪い、ハリがない、肌がかさかさといった身体のトラブルをしっかり把握してほしいのです。

それらのトラブルは、身体があなたに発しているS0Sのサイン。体内の血行やリンパの流れが滞っていたり、内臓機能がちゃんと働いていないということのあらわれなのです。

そこで、私たちが本来持っている自然治癒力を最大限に引き出し、健康な状態に導いていくために有効な方法が、本書でご紹介する、経結リンパマッサージです。

治療のことを「手当て」といいますが、実際に人の手で丁寧に、さすったり、押したり、温めたりすることで、さまざまな身体の不調が緩和されていきます。

本書では、毎日忙しく過ごしていらっしゃる皆さんに、気軽に始めていただけるセルフケアをご紹介します。もっとキレイに、健康に！ツボ押し＆マッサージでカラダ美人を目指しましょう。

本の内容

疲れがとれて美人になる！むくみ・たるみ・体の不調を改善してヘルシー＆ビューティーに！脚やせ・小顔・美肌・アンチエイジングあなたの中に眠っている“キレイの力”を引き出す最新メソッドを大公開！フェイスラインが気になりだしたら…たるみ解消でスッキリ小顔美人に！
ぽっこりお腹をキュッとひきしめてウエストサイズひとまわりダウン！
通勤時間もムダにしない！吊り革につかまって二の腕ダイエット
むくみっぱなしの“お疲れ脚”…リンパを刺激してほっそり美脚に！

おわりに

私の治療院には、年齢も職業もさまざまな方が、さまざまな不調を抱えてやって来られます。そこで日々実感するのが、「現代女性はほんとうに疲れている。皆さん、がんばっているんだな」ということです。いつも、心からそんな皆さんを応援したくなります。

よっぽどのストレスや過労なのでしょう。施術のため身体を触ると、カチカチに凝り固まっていたり、年齢以上に肌が荒れていたり、という方もいらっしゃいます。

疲れや不調ははっきりと顔に出るもの。ぐったりした感じで眉間にシワを寄せて来られた方が、マッサージによって全身がほぐれ、経絡の流れがよくなると、リラックスして顔つきまで変わっていくのがわかります。

本来の自然で健康な状態にリセットすると、その人からイキイキとした美しさがあふれ出てくるのも実感します。その美しさとは、その人が本来持っている美しさ。女性は誰でも美しくなる可能性を持っているということなのです。

当たり前のことですが、健康であることと美しさとは、切っても切れないのだということをもう一度申し上げたいと思います。

そのためにごこ自分でできるケアが、これまでご紹介してきたツボ押しとマッサージです。

本書を通して読んでいただくと、「あ、このやり方ね」とお気づきになるかと思います。改善したい症状や身体のパーツによって、さまざまな施術をご紹介していますが、顔だったり、脚だったり、基本となる手の動かし方というのは共通しています。

「リンパと経絡の流れに沿って」を忘れずに、基本的な動作をマスターしていただければ、いつでも気づいたときにマッサージができるのです。

ご自身の手で健康でキレイになるためのメンテナンスができれば、さらに幸せな人生が待っています。

毎日がんばっている女性たちが、今より素敵に輝けるように、本書がその一助になればこれほど嬉しいことはありません。